このベニヤ板、円にするにはどうすればいいでしょう…??
4月1週目のコマづくりはこんな問いかけから始まりました。
幼児クラスは「??」でしたが、小学生になると「 まるに切ればいいんだよ !」という答えがでてきます。
「そうだね、まるに切るといいね」
「でも、切らなくてもまるは作れるんだよ」
そう言って、ベニヤ板を回すと…
子どもたちは、コマの回る様子を見て
「ほんとだ!まるが見える!」
と嬉しそうにしていました。
子どもたちの“円(まる)”をつくりだす方法の知識が増えました。
そして、ただ知識を得たのではなくく、実体験として得たのです。
切って円をつくる
回して円をつくる
物事の答えはひとつとは限りません。
実生活の中で、答えがあるものなんて、ほとんどないような気がします。
でも、学校のテストは答えがひとつの問題ばかりです。
答えがひとつの世界にどっぷりはまってしまうことは危険だと、私は感じています。
知識を得ることはもちろん必要なことです。
でも、それは誰にでもできること、です。
そして、知識を記憶することが人間よりも得意なのがコンピューターです。
つまり、知識量だけでは将来的に重宝されない可能性が高いです。
これからは、人間らしい想像力、思考力が必要な時代です。
もっと言えば、自分らしさを極めていくこと、オンリーワンであることが求められます。
クノスペでは、
実体験を通して物事を色々な角度からとらえていきます。
答えが多様にあるものづくりの世界で、頭を柔らかくし、想像力を鍛えていきます。
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